善光寺

低山登り

1707年に再建された現在の善光寺本堂は、江戸時代中期を代表する仏教建築として
国宝に指定されている。
本堂に入ると、びんずる尊者(撫で仏)が安置されている。お釈迦様の弟子の1人で、
この像に触れることで病気を治していただくという信仰がある。
この像は、最近、泥棒に盗まれたばかりで、ニュースになったが、戻ってきてよかった。

奥へ進むと「お戒壇めぐり」の入り口があり、ご本尊の安置される場所の地下に、
真っ暗な回廊があり、右手で腰の高さの壁を伝って進むことになる。
真っ暗闇を、声を掛け合いながら歩いたが、とても長い時間に感じた。

善光寺参りの醍醐味を味わうには、毎朝行われる「お朝事」が良いそうだ。
夏季は、朝5時30分から、冬季の最も遅い時刻でも7時から、清新な朝の空気のなか、
本堂に住職の厳かな読経が響き渡り、善光寺本来の姿を知ることができるそうだ。
今回は体験できなかったが、一度は体験したい。
しかし、朝が早すぎる。

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