審査マンの株式投資

「ウェルスナビ」と現代ポートフォリオ理論

「ウェルスナビ」のようなロボアドバイザーを用いると、長期国際分散投資を、手間をかけずにできる。なにも考えずに、手軽に資産運用ができる。しかし、1%の手数料が取られる。投資初心者は、どう考えたらよいだろう? 「ウェルスナビ」の特徴 ウェルスナ...
投資信託

ファンドラップ

銀行のATMコーナーに寄った際、円定期預金5%というチラシが目についた。よく見ると、退職金の運用などで、資金を円定期預金50%以下、ファンドラップ、または投資信託50%以上で運用すると、円定期預金の当初3ヶ月の金利を年5%で運用できるという...
メーカーの与信管理

メーカー審査部 1

メーカー審査部に転職して約17年が経過した。審査部では、取引先の信用状況を分析して、取引の可否、取引する場合の限度額、代金の回収条件などの審査を行う。メーカーは、取引先に商品を販売して、代金を回収するまでに数ヶ月を要する。手形による回収や、...
審査マンの株式投資

増資とは

増資は、会社が新しい株式を発行して、株式を引き受けた人が会社に資金を払いこむ。発行済み株式数が増加し、自己資本が増加する。株式分割とは違い、会社の実態が変わることになる。増資の形態には、公募増資と第三者割当増資がある。 公募増資 公募増資は...
審査マンの株式投資

株式分割

株式分割とは、1株の株式を2株、3株などに分割すること。1株の株価が高すぎて、購入しにくい場合に、株価を引き下げるために行われる。1株を2株に分割すれば、100株持っていた人の株式数は200株になる。会社全体の株式数が1000株とすると、株...
審査マンの株式投資

自己株式の取得

IRのニュースを見ていると、「自己株式の取得」を目にすることがある。自己株式の取得とは、その言葉のとおり、会社が発行している自社の株式を、その会社自身が取得することをいう。なぜ、そのようなことをするかというと、目的は主に2つある。一つは、株...
審査マンの株式投資

PBRとは

PERとは、株価と損益計算書(当期純利益)の関係を表す指標である。もう一つ株価との関係で重要な指標がPBRである。PBR(株価純資産倍率)は、株価と貸借対照表(自己資本)との関係を表す。 PBRと会社解散価値 PBR=株価÷BPSPBRは、...
審査マンの株式投資

PERとは

ROE、ROAのところで、当期純利益が最も重要な指標であることを述べたが、いくら当期純利益が大きくても、発行している株式が多ければ、1株当たりの収益性は劣っていることになります。個別株式の収益性を計る指標としてEPS(1株当たり利益)がある...
審査マンの株式投資

ROE、ROA、自己資本比率

ROE、ROA、自己資本比率とも、向上していくことが、投資対象として望ましいが、これらの指標は、お互いに影響しあっているので、収益性指標と安全性指標とのバランスが重要となる。 ROE、ROA、自己資本比率は、大きければよいか? ROE、RO...
審査マンの株式投資

ROEとROA

審査マンとして、また株式投資家として、注目すべき数字は、会社の収益力です。企業は、利益をあげていくことが責務です。その収益力は何で判断すべきか、その指標は何か?売上高営業利益率、売上高経常利益率などの売上高利益率も重要な指標であるが、業種に...