60代の株式投資の第一歩として、
夫婦で、全世界株式と米国株式(S&P500)に投資する
投資信託からスタートしたが、
投資信託とETF(上場投資信託)とは、どちらに投資すべきか?
結論としては、迷ったら、投資初心者は投資信託を選択するとよい。
投資信託とETFの違いについて、理解しておきたい。
投資信託とETFの特徴
投資信託は、多数の投資家から資金を集めて、
その資金をファンドマネージャーが複数の投資対象で運用し、
運用した成果を投資家に分配する仕組みである。
ETF(Exchange Traded Fund)は、上場投資信託と呼ばれ、
投資信託を上場させたもので、以下の特徴がある。
投資信託 | ETF | |
購入方法 | 銀行、証券会社 など販売会社 | 証券会社 |
価格 | 基準価格は翌日決定 | 証券市場でリアルタイムで決定 |
注文 | 口数/金額指定 | 指値/成行 |
手数料 | 購入時手数料 信託報酬 信託財産留保額 | 売買手数料 信託報酬 売買手数料 |
投資信託は、購入時手数料がゼロの商品が増えており、
売却時にかかる信託財産留保額がゼロのものも、増えている。
投資信託は、信託報酬を販売会社、運用会社、信託会社の3社がとるため、
信託報酬が高めで、ETFの信託報酬のほうが安いのが一般的であったが、
最近は、投資信託の信託報酬もかなり安くなっており、総合的にコストが低下している。
投資信託は、積立の自動設定ができるが、ETFは基本的に手動で積立となる。
(一部の証券会社では、ETFの自動積立ができる)
投資信託は、少額で投資することができる(100円から積立できる)。
また、積立NISA、iDecoで投資することができる。
(ETFは、一般NISA、ジュニアNISAでできるが投資期間が短い)
投資信託は、分配金を再投資することができる。
ETFは、分配金をキャッシュで受け取るため、再投資は手動になる。
総合的に判断すると、投資初心者は、
手軽に少額から長期の資産運用ができる投資信託からスタートするのがベター。
ETFを選択する人
投資信託より、ETFに投資をするのは、次のような人が想定される。
①配当金を受け取りたい人
②米国の成長株に投資するETFに投資したい人
例えばARK社のFTFであるARKKなど
(女性版ウォーレン・バフェットと言われるキャシー・ウッドが運用するETF)
テスラなどの成長株に投資しているETFで、1年で150%以上の実績をあげている。
楽天証券では購入できず、日興アセットで販売している。
ETFは、どちらかと言うと、中級者から上級者が想定される。
初心者で60代の自分は、投資信託をメインでいきたい。
コメント